言葉が似ている「修繕・改修・補修」の3つの工事。似ているようで違う、それぞれの工事の意味と検討するタイミングをご紹介します。

“修繕”工事とは

修繕工事とは、経年劣化によって不具合が起きている建物を建設当初の基準にまで回復させる工事です。応急処置ではなく建物全体を復活させる工事ですので、工事の規模は最も大きいものとなります。多くはマンションや商業施設などの大きな建物で行われる工事です。

“修繕”工事を行うタイミング

修繕工事は、症状が出てからではなく周期を目安にして工事を行います。

  1. 築12年周期が目安(外壁塗装)
  2. その他、設備によって周期も変わる

周期ごとの工事を行っていない、見てわかるレベルの劣化が起きている場合は、1度工事を検討されてみてください。

“改修”工事とは

改修工事とは、修繕工事をしたうえでさらに建物の機能性をアップする工事となります。ですので、改修工事とは「修繕工事ありきの工事」ということになります。

例えば、老朽化した平屋の一戸建てを全体的な修繕工事で修復を行いつつ、さらに機能性をアップさせるために2階を作って2世帯住宅にする…などといった工事をイメージしていただくと分かりやすいかも知れません。

“改修”工事を行うタイミング

  1. 全体的な老朽化
  2. 住宅の機能性をアップしたい時

修繕工事に加え、利便性・機能性を追加したい場合に予算に応じて検討されてみてください。

“補修”工事とは

補修工事は、新築のように元通りにする全体的な工事とは違い、ひび割れなどの劣化箇所をピンポイントで補修する工事となります。基本的には、塗装の剥がれやひび割れなどのタイミングで外壁塗装を行う際に工事を行います。ただし、あくまで応急処置の工事となりますので、工事費用をおさえることはできますが、数年後にまた再工事を行う必要が出てきます。

「全体的な工事を行うのか?」または「応急処置で問題ないのか?」については、現地調査やお客様のご予算に応じてご相談に対応しております。

“改修”工事を行うタイミング

  1. 壁面のひび割れ
  2. チョーキング
  3. 塗膜の剥がれや膨れ

修繕工事などの大きな修復ではない場合、外壁塗装を行う際にセットで施工するケースがほとんどです。気になる箇所がある場合、まずはご相談ください。

修繕・改修・補修工事の施工実績

当社の施工実績をご紹介します。